市政報告 最適な地域医療の提供を 自民党市会議員 小松範昭
第1回市会定例会の予算特別委員会で、医療・病院経営局関係について質問に立ちました。
病床機能の確保
横浜市は、高度急性期や政策医療を担う地域中核病院を方面別に整備することで、市内の医療需要に対応してきました。高度急性期や急性期は充足しているものの、回復期・慢性期病床はまだ不足している状況です。
限られた資源を有効活用するためにも、病床を増やすだけではなく、機能転換も合わせて進めていく必要があります。
市民病院について
病院経営を取り巻く環境は、厳しさを増すばかりです。再整備を控えた市民病院が安定した病院運営をしていくためには、経営基盤の確立に向けた取組が不可欠です。新規患者の確保だけではなく、現在の医療機能をさらに充実させ、幅広く市民のニーズに応えていく必要があると考えます。
また、薬局についてですが、国は、かかりつけ薬局・薬剤師を推進しています。新病院の場合、周辺に平沼記念体育館や県立スポーツ会館などが立地していて、いわゆる門前薬局ができる余地がほとんどない状況であり、患者の利便性を考えると、かかりつけ薬局・薬剤師との連携が非常に重要であると認識しています。
市民病院は横浜市の基幹病院として、市民や患者の安全・安心を守る「地域医療のリーディングホスピタル」としての役割が期待されています。団塊の世代が75歳以上となる2025年問題への取り組みは待ったなしの状況です。引き続き「安心・安全に暮らすことのできる、最適な地域医療の提供」の実現に向けた取組を進めることをお願いしてまいりました。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|