神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2018年4月5日 エリアトップへ

神奈川区公示地価 横浜駅周辺で活況 利便性高まり上昇続く

経済

公開:2018年4月5日

  • LINE
  • hatena
地価上昇が進む鶴屋町2丁目付近
地価上昇が進む鶴屋町2丁目付近

 国土交通省はこのほど、今年1月1日時点の公示地価を発表した。神奈川区内の住宅地では変動上昇率が県内3位(2・7%)となり、入江町1丁目と幸ケ谷7番で4・4%と高い上昇率を示した。区内の商業地では、「鶴屋町2丁目24番1」の公示地価が最も高い状況となった。

 公示価格は、今年1月1日時点で標準地1平方メートルあたりの正常な価格を示すもの。神奈川区では、住宅地24、商業地12、工業地1地区の計37地点で調査が実施された。

 住宅地は2・7%(前年2・5%)、商業地は4・7%(同4・3%)、工業地は3・6%(同2・8%)とそれぞれ平均変動率が上昇。横浜市の平均変動率(住1・0%、商2・8%、工2・8%)と比べると、それぞれの上昇幅が上回っていることがわかる。

 区内の住宅地1平方メートルあたりの平均土地価格は25万6700円。最も価格が高い地点は「沢渡55番42」で34万円となった。平均変動率は2・7%の上昇となり、県内で西区と中区に次ぐ3番目。特に「入江一丁目20番4」と「幸ケ谷7番6」が4・4%と上昇幅が最も高い地点となった。また、区内の商業地では平均変動率が4・7%となり、県内で2番目の上昇率となった。開発が進む「鶴屋町2丁目24番1」は価格が191万(前年170万)で12・4%上昇。

(一社)神奈川県不動産鑑定士協会で神奈川区を担当する岩澤誠さんは「横浜駅周辺の開発と駅近の利便性が影響している」と説明。入江1丁目の変動率の上昇は、東京へ繋がる大口駅と新子安駅の近隣性が要因として考えられるという。

新駅設置で地価変動も

 来年度に新駅の設置を予定する羽沢地区の地価について岩澤さんは「今後、建設が進み、駅周辺のバスルートや電車の本数などが決まってくると地価も大きく変動してくるのではないか」と話す。

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook