公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は5月23・24日、浦島丘中学校2年生を対象に「JOCオリンピック教室」を開催した。講師役には、五輪経験のある3人が務めた。
JOCは、オリンピックが持つ価値や考え方を普及・啓発しようと2011年から「オリンピック教室」を開いている。浦島丘中学校には、14年のソチオリンピックにフィギュアスケーターとして出場した高橋成美さんをはじめ、3度のオリンピック出場経験のあるスキークロスカントリーの夏見円さん、1996年アトランタオリンピックに出場したバスケットボール選手村上睦子さんが講師役で訪問した。
3つの価値
この授業は、オリンピックの価値とされる「エクセレンス」や「フレンドシップ」「リスペクト」を、それぞれの五輪経験者が持つ競技経験から運動と座学の時間を通して伝えることが目的。
高橋選手は、2組を担当。競技のウォーミングアップなどで日々実践していた縄跳びを使用し、生徒らをグループに分け、8の字跳びで回数を競うことで、3つの価値を伝えた。実践後の生徒らは、全力を出すことや、仲間と戦略を練ること、対戦相手を敬うことが大切なことに気付き意見を発表した。座学では「クラスをより良くするために何が必要か」をテーマにグループワーク。生徒らは3つの価値が日常生活に役立つことを学んだ。高橋さんは「素直な生徒ばかりで楽しい時間を過ごせた。どんどん新しいことに挑戦してほしい」とエールを送った。
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>