神奈川区版 掲載号:2018年6月14日号
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横浜みなとみらいホールで開館以来の「ホールオルガニスト」を務める 三浦 はつみさん 神奈川区在住 58歳

「娘」と歩んだ20年

 ○…初公演から20年を迎えた横浜みなとみらいホール。施設の象徴は6400本以上の管からなる全長12mのパイプオルガン。演奏や整備、人材育成など開館以来オルガン全般に携わってきた。女性名「ルーシー」の名付け親も自身。共に歩んだ20年に「娘が成人した気分」と笑みを浮かべる。6月9日には20年記念のコンサートも開かれた。

 ○…埼玉出身。5歳からピアノを始め、師事していた先生に勧められ高校生でオルガンを弾き始めた。同じ鍵盤楽器とは言え、弦楽器のピアノとパイプに空気を送って音を奏でるオルガンは別物。曲目も全く違ったが、教会音楽に代表されるオルガンならではの演奏に魅力を感じた。音大卒業後はボストンに音楽留学。帰国後みなとみらいホールからホールオルガニストを要請され、今に至る。

 ○…公演企画、広報、オルガン管理…演奏以外のスキルの必要性を感じ、2002年から「インターンシッププログラム」を立ち上げた。若手演奏家に1年間事業企画やホール運営、オルガン調整などを学ばせ、次世代のホールオルガニスト16人を育成。教え子たちが恩返ししてくれたのは、2011年の震災直後。ホール名物「オルガン1ドルコンサート」に東北在住の演奏者が出演できず、中止の危機に。声をかけた修了生ほぼ全員が駆け付け、震災2週間後にオルガンの音色がホールを包みこんだ。集まった150万円の義援金は被災地へ。「音楽の力を見直しました」と感情をこめて振り返る。

 ○…下町風情漂う大口に暮らし11年。お気に入りはラジウム温泉の銭湯。趣味は無理な姿勢が多いオルガン演奏対策に始めた武術太極拳と新陰流の剣術。「自分の技術を磨くのが好き」とにこやかに語る姿に、和・洋・中の壁は存在しなかった。

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