菅田羽沢の農業地域は、かながわブランド農作物「横浜キャベツ」の一大生産地として知られる。横浜市は県内で三浦市に次ぐ生産量を誇り、5月上旬から6月下旬にかけて「春キャベツ」の出荷のピークを迎える。
代々続く農家
菅田羽沢地域には代々続く農家が多く、農作物の規格を統一するなど、それぞれ工夫を凝らした栽培を行っている。
餅田幸彦さん(63)=羽沢町在住=一家は現在、午前5時からキャベツ畑に繰り出し、母と妻、娘夫婦の5人で出荷作業に精を出す毎日だ。6月9日の取材当日は、Lサイズのキャベツ8個が入った約200ケースを市場に出荷した。
餅田さんは「以前はキャベツだけを作っていたが、今はレタスとネギも出荷している」と話し、ブルーベリーなどの直売も始めたという。娘の美由紀さん(31)は「春は3種類のキャベツを作っているが、この時期は歯ごたえのある硬めのキャベツを出荷している。炒め物などの料理に最適ですよ」と教えてくれた。
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