県宅建協会横浜東部支部と神奈川工業会の長に就任した 桐ヶ谷 修幸さん 白幡西町在住 56歳
鋭い経営感覚で2団体けん引
○…神奈川区に所属する会員数約285社の不動産会社の団体と、工業をはじめとする建設業や運輸業など、幅広い業種約100社が加盟する団体の長にこのほど就任した。2団体・約285社のかじ取り役は多忙を極めるが、「リーダーは、大きな方向性を示すことが仕事。これまでのように、一つの事業に深く取り組めないもどかしさもある」とあくまで前向き。気さくな語り口に信頼感がにじむ。
○…西区出身。船舶の沖修理を生業としていた家の3代目として生まれた。柔道・剣道・空手とTVドラマの影響で一通りの武道を経験。高校ではラグビー部にも所属していたスポーツマンだ。高校卒業後、大手メーカーで修業を積み、家業の道へ。
○…経済トレンドに敏感で行動も速い。しばらく沖修理を手伝っていたが、仲間を集めて26歳のときに独立。35歳で桐ヶ谷工業所を継いだ。この30年間で建設工事を皮切りに、介護事業や不動産業、農業分野にまで事業を拡大させてきた。「大切なのは本業を逸脱しないこと。常にプロとしての自覚を持って、日々の業務に励んでいます」
○…多方面の活動は妻と2人の娘が支える。3年前に神奈川区内に居を構えた。「にぎやかな街で住み心地がいい。もっと地域の方たちと交流を深めていきたい」。取材中、何度も「地域」というキーワードを口にする。趣味は「乗り物」。車はもちろん、天気が良ければ愛車のハーレーにまたがり、夏には颯爽とジェットスキーを乗りこなす。夢は東南アジア進出。昨年10月、ベトナムに現地法人を設立した。「会社を立ち上げるまで様々な壁があった。この経験を新事業にしていきたい」と、新たなビジネス「レンタルオフィス事業」の展望を熱く語った。
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