捜真女学校高等学部1年の新改菜緒さん(15)=白楽在住=がこのほど、山梨県馬術競技場で行われた「第42回全日本ジュニア障害馬術大会2018」のチルドレンライダークラスで3位入賞を果たした。
同大会は、日本国内のジュニアナンバーワンを決める馬術界の甲子園だ。10歳〜16歳の選手が対象となるチルドレンライダークラスには、日本馬術連盟の公認競技会で優秀な成績を収めた91人馬が出場した。
「結果はどうあれ、気持ちだけでも勝つつもりで臨みました」。昨年の国体で入賞するなど成長著しい新改さんは、同大会に一昨年初めて出場、昨年は万全の状態でエントリーしていたが、直前に「相棒」のコルバイヤ(牝馬16歳)が肢を痛めて出られなかった。それだけに今大会にかける気持ちは強かった。
ミス悔やむ
予選はトップとタイム差わずか0・11の2位で通過。決勝は53人馬がエントリーし、14人馬が優勝決定戦に進んだ。新改さんとコルバイヤは人馬一体となり、障害を落とすことなく良いペースで走行したが、1カ所大回りしたことが響いて3位に終わった。新改さんは「コルバイヤは頼りになるパートナー。私が緊張しなければ優勝できたはず」とミスを悔やんだ。
新改さんが乗馬を始めたのは小5の時。旅行先の乗馬体験がきっかけで「全ての習い事を止めてもいいから」と親を説得したという。
現在は上手くなりたい一心で、学業の合間を縫って朝から晩まで市内の乗馬クラブで練習に励む。「大きな大会でミスがでないよう、どんな大会でも納得のいく走行を続けていきたい」と今後の抱負を語った。
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