神奈川消防署(武笠基和署長)は9月28日、神奈川区内にある宿泊施設3件に適マークを交付した。適マークは消防法令や建築基準法令のもと、防火・防災上の一定の基準に適合し、申請を受けたホテルや旅館などに交付するものだ。利用者に対して防火・防災上の安全を示す目印となっており、施設内に掲出できるほか、HPへの掲載で安全を呼びかけられるなどのメリットがある。
市内では65施設が交付を受けており、このほど新たに3施設が増えた。その内2施設は区内のホテルで銀色の適マークを京急EXイン横浜駅東口=金港町=とリッチモンドホテル横浜駅前=鶴屋町=に。銀色の適マークを3年継続した静浜=鶴屋町=には金色の適マークを交付した。
静浜の小池邦武取締役は「家族でホテル経営をしているが、お客様第一を考え防災には力を入れている。やっと金色の適マークが受けられてよかった」と感想。株式会社京急イーエックスインの渡邉浩司常務取締役は「防火・防災の向上は全社で進めていること。2020年に向けて更に力を入れていきたい」。リッチモンドホテル横浜駅前の西村尚大総支配人は「今年2月にオープンした。地域に愛される施設になれるよう、今後も強化していきたい」と意気込みを話した。
武笠消防署長は「横浜駅前など多くの人が利用するホテルへ交付できたことはとても嬉しい。今後も申請する施設が増えることを願っている」と述べた。
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