市政報告 ハマ弁は即時やめるべき 日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
9月14日に行われた市会第3回定例会で一般質問に立ちました。
市の教育委員会は、昨年から全中学校で配達型弁当「ハマ弁」を実施していますが、生徒の喫食率は低迷。4月からは130円公費負担で値下げしました。それでも喫食率は上がらず、8月末からは当日注文を試行。質問前日の9月13日までの14日間での売れ残り950個が廃棄処分となっています。
私は、食品の廃棄を前提とした当日注文方式は「食品ロスを出さないライフスタイルの定着」をかかげる市の方針に真っ向から反していると指摘し即時やめるべきと迫りまりました。林市長は「ハマ弁の喫食率向上を進めていく」としか答えませんでした。
中学校給食の実施は可能
都心部再開発や港湾、高速道路などの大型開発を見直せば、小学校の給食のような自校方式での初期費用260億円は十分に捻出できます。さらに、近隣の小学校で調理し配送する「親子方式」を全校で実施する場合の初期費用は60億円ですむことから、財源確保はさらに容易になります。
給食の調理場の用地問題では、市教委は親子方式の実施を3分の2の学校で可能としています。しかし、市長は私の提案に対して何も答えず、従来の費用問題と用地問題を繰り返しただけでした。
災害から命と財産を守る
横浜市内に在る「危険ながけ」と市が評価した1364カ所のがけ地の全ての対策を進めるため、職員と予算を増やすことを求めました。市長は「すべてのがけに対象を広げる。がけ地の改善に向けた協議を進める」と答弁しました。
学校統廃合計画に待った
市教委は、菅田小学校と池上小学校の統廃合を強行しています。近い将来、子どもが減るというだけで安易に学校を無くすことは、地域コミュニティーを壊すだけでなく、子育て世帯が居住地として避けることになり、更なる人口減少に繋がるだけです。小規模校を不適正と決め付ける市教委を質し、地域説明会の開催を要求しました。鯉渕教育長は「検討部会の検討状況等を考慮しながら対応していく」と開催を約束しました。
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