神奈川区企業防犯連絡協議会(岩井徹太郎会長)が10月19日、神奈川警察署を訪れ、須藤正彦署長に「振り込め詐欺防止啓発ラバーマット」100枚とポスター50枚を寄贈した。
これは猛威を振るう振り込め詐欺被害を食い止めようと、同協議会の地域貢献の一環として行われたもの。当日は神奈川県警公認キャラクター「絆大使振り込まセンジャー」「絆大使トラセンジャー」のイラストと「振り込め詐欺に注意!」の文字がデザインされた啓発マット(横70cm×縦50cm)が贈呈された。
岩井会長は「このラバーマットを通じて、振り込め詐欺の被害が1件でも減ってもらえたらうれしい」と期待感を示した。
須藤署長は「外郭団体からの贈呈に感謝している。署員一丸となって捜査にまい進していきたい」と応じた。
贈呈された防犯啓発物品は今後、金融機関などに設置し来店者の注意喚起に使用する予定。
同署生活安全課によると、9月末時点の振り込め詐欺被害額は、県内ワーストの2億3667万円(50件)だ。担当課長は「詐欺の手口は巧妙化している。自分だけは大丈夫だと思わずに、詐欺対策電話の導入などを検討してもらいたい」と警鐘を鳴らしている。
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