羽沢小学校(田屋多恵子校長)の3年1組(37人)が10月26日、横浜市内や東京都でパンの移動販売を行う有限会社エッセンの角田憲治代表を招き、パン作りを学んだ。
近隣にあるサカタのタネ羽沢事業所でパンなどの移動販売を行う同社に「おいしいパンの作り方」や「なぜ移動販売をしているのか」などの疑問を聞こうと、同クラスは販売スタッフへの取材やパン作りに挑戦しながら学習を行ってきた。このほど、角田代表が直接来校する機会があり、パン作りを教える出前授業に発展した。
ふわふわの秘訣は
児童らは、以前挑戦したパン作りでふわふわのパンにならなかったことやかたくなってしまった理由を角田代表に質問。パンの移動販売を行ったきっかけやパン作りに対する角田代表の思いなども聞いた。
角田代表はパンの本場であるヨーロッパに修行に出て培ってきたパン作りのコツや、工場直売だけでなく移動販売にしたことで売り上げが伸びたことなどを語った。
パン作りも実践し、何度も生地をこねる大切さやガス抜きをするタイミングなどを丁寧に説明。児童らの目の前で約1kgのパン生地をこねながら、「おいしいパン」になるポイントを話し、ロールパンを作りあげた。児童らは説明を聞きながら、プロが作る姿に魅了され、目を輝かせた。
齋藤優志くんは「自分たちとこねかたが違った。おいしいパンができなかった理由がわかりました」と感想。加藤友衣さんは「いろんなコツを活かして次は失敗しないようにしたい」と話した。
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