味噌づくりを学ぶ子どもたち
「わが町 かながわ とっておき実行委員会」（佐藤潮委員長）は11月17日、区内の老舗企業を巡るバスツアーを実施した。区内に住む中学生以下と保護者を対象に応募した１３１人の中から選ばれた36人が参加し、味噌つくり体験やしょうゆ工場の見学を楽しんだ。
同委員会は神奈川区内の魅力を多くの人に知ってもらうための事業を企画しており、区民や事業者、学識経験者などで構成されている。今回は「区内の伝統の味にふれてもらいたい」と年６００人ほどが味噌づくり体験に訪れる日本味噌株式会社（田中清孝社長）と横浜で唯一の醸造醤油を製造販売している横浜醤油株式会社（筒井恭男社長）が協力し、実現した。
味噌づくり体験では、蒸煮大豆をつぶす体験から麹や食塩、種水と混合し仕込みまで同社のスタッフの指導のもと行った。参加した子どもは「早く味噌に出来上がるのが楽しみ」と話した。その後は、醤油工場を訪れ、製造過程を見学した。佐藤委員長は「次世代の子どもたちが区内の魅力に触れる活動を今後も続けたい」と話した。
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