神奈川区版 掲載号:2019年2月7日号
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(一社)横浜北工業会専務理事で、「港福一夜城」で講演した 長島 敏晴さん 片倉町在住

人の痛みに寄り添う社会に

 ○…港北区の福祉の次代を担う人たちの横断的連携を目的にさまざまな分野から講師を招いて開催されている「港福一夜城」。そのゲストスピーカーとして登壇し、先月末に講演を行った。テーマは「中小企業」。横浜市役所勤務時代から市内の中小企業と関わり、「シングルマザーなど社会的弱者の雇用に貢献し、急な休みへの対応など従業員の生活に寄り添った雇用環境、人と人との暖かい関係が今だに息づいている」と強い思い入れを持つ。中小企業の市内の企業に占める割合は98・2%。マイナーイメージはあるものの市民の生活を支えるその役割は大きい、と力を込める。

 ○…妙蓮寺生まれ。子どもの頃は、近所の仲間と菊名池で夜釣りをしたりと、いわゆる「やんちゃ坊主」だった。ただ、いじめは許せず、かばって自分が仲間外れになったことも。「でも全然困らなかった。別のクラスの友達のところに行けば済んだから。よい仲間がいたからね」。やさしい微笑の中に弱者に寄り添う強い信念が垣間見える。

 ○…市役所では「最初は熱心な職員ではなかった」とか。転機は35歳。直属の上司に、公務員は利益を追求せずに市民を笑顔にできる仕事と言われ、眼から鱗が落ちた。その後は南部市場「加工配送センター」、「横浜ワールドポーターズ」建設・開業など、実現や調整が非常に困難だった案件を主導し、無事着地させてきた。信条は「とにかく相手の話をまず聞く。誠実に対応する。嘘はつかない。それに尽きる」。

 ○…「中小企業は雇用を切らない。そういうところも応援したくなる」と今も横浜北工業会専務理事として中小企業をサポート。「奥さんに仕事がなくなったら死んじゃうねと言われる」と笑うが、「人の痛み」に寄り添うその情熱は今も衰えない。

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