「住んでいてよかった」と思える地域を自らの手で実現するため、地域課題を解決する手法を区内外の事例などから学ぶ「神奈川区地域づくり大学校」の卒業式が2月16日、神奈川区役所で開催され、卒業生15人が自分の地域でやってみたい「夢プラン」を発表した。
自治会町内会などの地域活動を支える人材を育成し、受講生が各地域で学びを役立てることを目的に企画された。4期目となった今回は9月に開校し、30代から80代までの19人が参加。「出会いからひろがる地域づくり」をテーマに全6回の講義を受けた。
講義は地域づくりに関する座学だけでなく、実際に同校卒業生が活動する地域も訪問した。参加者はまちづくりコーディネーターのアドバイスを受けながら、地元地域で実現したい「夢プラン」を作成した。
「学びを地域に」
卒業式となった最終回では、参加者に卒業証書が授与された後、「銭湯を活用した地域サロンづくり」「お神輿を通じたイベント活性化」などの夢プランが発表された。
式典で第4期卒業生代表の大庭秀和さんは「最初は積極的ではなかったが、やってみると学びが大きかった。この経験を今後の地域活動に活かしていきたい」とあいさつした。
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