三ツ沢南町(大井勝司会長・752世帯)は3月10日、大規模地震を想定した初めての本格的な避難訓練を行った。
同町内会は昨年秋に「防災委員会」を立ち上げた。今回の訓練は、大規模地震の際に住民同士が助け合う「共助」の取り組みを推進しようと企画されたものだ。
住人らは震度6強の地震が発生した想定で、玄関先に無事を知らせるタオルを掲げて「班集合場所」に集まった。各班の防災担当者が安否確認を行い、参加していない世帯を訪問。その後、火災が発生した想定で「一時避難場所」へ。さらに「広域避難場所」に指定されている慰霊塔広場まで移動した。
大井会長は「大規模災害時に、どうやって高齢者を慰霊塔まで引率するかが鍵になる。災害に強い街、三ツ沢南町を目指していきます」と抱負を話した。
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