バルーンアートを見つめる来場者
地域食堂「しきラララ」が５月８日、デイサービス四季楽＝斎藤分町＝にオープンし、地域住人ら25人が交流しながら食事を楽しんだ。
地域密着型通所介護を行うデイサービス四季楽が、文字通り「地域密着」を図ろうと斎藤分北部町内会（山田園生会長）に呼びかけたのがきっかけ。
当初は、安価で栄養のある食事や温かい団らんを提供する「子ども食堂」のオープンを模索したが、民生児童委員でもある山田会長などの提案から高齢者にも対象を広げて実施された。
かながわ地域支援補助金事業を活用しており、料金は子ども１００円、大人３００円。この日は、地域のケータリングサービスを利用してご飯、とりのから揚げ、グリーンポテトサラダ、ひじきの煮物、人参ゼリーが振る舞われた。風船で動物などを作るバルーンアーティストを招いたイベントも行われた。
参加者は「いつもは一人で食事をしているので、子どもと一緒に食べられてうれしかった」と喜んだ。山田会長は「初めての開催なので準備に手間取ったが、喜んでもらえて良かった」と話した。今後は毎月第２水曜日に開催予定。要予約となっている。
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