アメリカ発祥の人権教育プログラム「CAP」を通じて子どもの権利を学ぶ授業が、大口台小学校3年生の2クラスで7月1日に実施された。
CAPは、子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐など様々な暴力から自分の心とからだを守るためのプログラム。保護者や教職員向けのワークショップも用意され、学校・家庭・地域が一体となって子どもが安心・安全に成長できる環境を整えられる内容になっている。
今回の授業は、(株)協進印刷の江森克治代表が「母校の子どもたちの健やかな育ちに貢献したい」と考え、CAPの運営団体であるNPO法人エンパワメントかながわ(阿部真紀理事長)への寄付金を活用し実現。今年で3回目の開催となる。
当日は同団体の職員が特に大切な3つの権利「安心・自信・自由」を劇でわかりやすく紹介。同級生から無理やりかばん持ちをするよう言われた時や、下校途中に見知らぬ人に声を掛けられ連れ去られそうになった場面などの危険な状況下でどのように対応するのがよいかを考えた。
児童は「いやと感じた時はいやと言う」「友達や大人に助けてもらう」「逃げる」など思い思いに自分を守るために必要な意見を出し合い、自分の権利を奪われることなく他人の権利も取り上げない大切さを学んだ。
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