小学生のけん玉日本一を決める「全日本少年少女けん玉道選手権大会」の関東ブロック代表選考予選がこのほど開かれ、子安小学校に通う山下正仁君(10)が男子の部で昨年に続き優勝し、2連覇の栄冠を手にした。全国大会への出場を決めた山下君は、8月26日に池袋サンシャインシティ噴水広場で選び抜かれた精鋭たちとの戦いに挑む。
冷静に技決め
関東大会には東京を除く6県の小学生たちが参加。高度な技10種の完成度を減点法で競う予選では50点中満点をたたき出す快挙で、決勝の舞台に駒を進めた。
決勝トーナメントでは1、2回戦と順調に勝ち進み、大一番の決勝戦でも失敗しても慌てず落ち着いた試合運びで技を決め、3対1で他選手を圧倒した。山下君は大会を振り返り「毎日練習してきた甲斐があった。学校で指導して下さる先生やけん玉教室の方々に応援にきてもらえて嬉しかった」と笑顔を見せる。全国大会には昨年も出場したが惜しくも4位。「今年はもっと頑張って3位以内に入りたい」と熱を込める。
最高位の5段者
山下君がけん玉と出会ったのは、転校先の子安小で行われていた教室。2年生で始めると瞬く間に上達し、1年ほどで小学生の最高位である5段を取得するほどの腕前に。関東選手権やJKAワールドオープンフェスタの小学生名人部門でも2連覇するなど、実力を発揮してきた。現在は子安小おやじの会主催の教室や、けん玉協会の4教室に通い技を磨き続けている。
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