市政報告 平和をいつまでも 日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
アジアの人々2000万人、日本人310万人の尊い命が奪われた第二次世界大戦が終わり、今年で74年を迎えました。
いつまでも戦後であり続けるために、私は、憲法9条を守りたいと思っています。
7月21日投開票の参議院議員選挙で、自民党は「憲法改正」を公約に掲げました。選挙結果は改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2を割りました。しかし安倍首相は、憲法に自衛隊と書き込むことで9条を壊し、アメリカと肩を並べて「戦争する国」へと変えることを、あきらめることなく今でも狙っています。
横浜市会は昨年、平和の尊さを学べる機会や戦争の恐ろしさを学べる機会が増えるように『横浜市国際平和の推進に関する条例』を全会一致で採択したのですから、横浜市が率先して平和学習などにしっかりと取り組むことが必要です。
原水爆禁止世界大会へ
私は8月7日から9日まで、日本共産党横浜市会議員団の代表として、長崎県で開かれる原水爆禁止世界大会に参加します。世界各国から核兵器廃絶を願う人々が集まります。
今年は、核兵器を違法化する核兵器禁止条約が国連で採択されて2年が経ちます。現在70カ国が調印し、23カ国が批准しています。核保有国や同盟国でも参加を求める動きが高まっているにも関わらず、唯一の戦争被爆国である日本は、条約の調印・批准に背を向けています。なぜなら政府が、アメリカの核兵器を「核の傘」と美化し、北朝鮮への「脅威」などを理由に「核抑止力」に固執しているからです。
来年は…
2020年は、被爆75年、核不拡散条約が発効され50年の節目となり、ニューヨークでは、同条約の再検討会議が開かれます。私は核兵器の廃絶のために日本政府が条約に批准するよう迫る「ヒバクシャ国際署名」にも取り組んでいます。
世界では、未だに紛争が絶えません。犠牲となるのは、いつも一般の市民です。世界中から紛争や戦争の火種を消すことが、私たち大人の役割だと思うからこそ、核兵器を無くすことにも力を尽くす横浜市をめざしたいと思います。
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