(公財)鎌倉能舞台による狂言・能の公演が、子安小学校で9月18日に開催された。
この催しは、子どもたちにユネスコ世界無形文化遺産である日本の伝統芸能「能楽」への造詣を深めてもらうことを目的としたもの。県内のほか、長野と岐阜の小中学校でも実施されており、横浜市では子安小と笠間小=栄区=の2校が選ばれた。
この日は体育館に簡易舞台が設置され、第一線で活躍する能楽師の狂言「柿山伏」と能「小鍛冶」を鑑賞。この公演に先立ち行われた事前のワークショップで鑑賞指導を受けていたこともあり、狂言が始まると役者のコミカルな動きや顔の表情に児童たちから笑い声が起こるなど、本物の伝統文化に触れるとともに内容を理解して楽しむ様子が見られた。
練習していた能の謡を全員で謡ったり、プロの狂言師から動きを教わるなど、児童ら自身が体験する試みも取り入れられていた。
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