神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2019年10月24日 エリアトップへ

スマートイルミネーション横浜2019の実行委員長を務める 信時 正人さん 63歳

公開:2019年10月24日

  • LINE
  • hatena

環境に優しいまちづくりを

 ○…環境負荷を抑えた省エネ新技術をアートで表現するイベント・スマートイルミネーション。8年前の初回から市職員として企画に携わり、退職した今も周囲からの声を受け実行委員長の立場で盛り上げる。「21世紀は消費型ではなく、地球環境に配慮した取り組みが重要。この行事はまさにそれを体現したもの」と胸を張る。海のきれいな横浜ならではのポテンシャルを活かした企画でもある。「見て楽しむだけでなく技術や製作者の思いなどにも思いを馳せじっくり味わってほしい」

 ○…環境問題をはじめ社会的課題の解決を図る「ヨコハマSDGsデザインセンター」の長も務めるなど、その肩書は15を超えるが、共通しているテーマは「まちづくり」。この分野に興味を持ったのは小学生の時で、海水浴場であった近所の海岸が埋め立てられたことがきっかけだった。沼などの生態系も崩れザリガニがいなくなるといった変化もあり、幼心に「おかしい」と感じ水泳の授業をボイコットするほど反発した。高校で黒川紀章氏著の『都市学入門』に出会い、この道を究めようと唯一の都市工学科があった東大に進学。その後は民間企業・役所で都市経営や温暖化などの環境対策に乗り出してきた。

 ○…学生時代に夢中になったのは野球と吹奏楽。昔からリーダー気質で、中学では天皇陛下の訪問に合わせ創設された吹奏楽部で部長を務めるなど活躍。どちらも大学時代まで続けるほど熱中した。

 ○…現在は家族と兵庫県宝塚市に住み、横浜と近畿地方を行き来する忙しい毎日。趣味は観劇と所属する日本酒グループでの活動だ。モットーは「水は低きに流れる」。自然の法則に逆らわず、常に謙虚にあるがままを大切にする姿勢が、環境を大切にする人生観に通じているのかもしれない。
 

神奈川区版の人物風土記最新6

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

近藤 真さん

火災への適切な初期対応で、神奈川消防署から感謝状表彰を受けた

近藤 真さん

西寺尾在住 72歳

3月14日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

神奈川消防署副署長 60歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

2月29日

朝飛 大さん

柔道場「朝飛道場」の館長で、横浜スポーツ表彰・優秀指導者賞を受賞した

朝飛 大さん

平川町在住 61歳

2月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook