横浜市立子安小学校PTA(木村健会長)と中丸小学校PTA(村井順会長)は11月15日、公益社団法人日本PTA全国協議会から2019年度の会長表彰を受けた。「インターネットの活用」や「交通安全」など、それぞれ独自の取り組みが評価されての栄誉となった。
この表彰は、PTA活動の資質向上や活性化のため、同法人本来の目的に沿って全国のPTA活動で顕著な業績をあげている団体を表彰するもので、今年度の表彰式と祝賀会がホテルニューオータニで行われた。
今回の表彰は、以下のような会員の熱意と協力によってPTA活動の充実と発展に努めたことが評価されたものだ。
校舎移転で一致団結
子安小は2018年4月に校舎を移転。これを機に、同PTAは通学路の見直しや記念行事の開催、「移転特設ホームページ」の開設など、学校や地域と密に連携を取りながら様々な取り組みを実現させ、移転事業の成功に大きく貢献した。環境の変化を踏まえ、PTA活動の効率化や向上にも取り組み、インターネットを活用した情報発信などが注目を集めた。
木村会長は「学校や家庭、地域の皆さんと一つになって取り組んだ移転事業を評価してもらい光栄です。今後も子どもたちが安心して安全に過ごしていけるよう、PTAが橋渡しを担っていきたい」と抱負を述べた。
交通安全と感謝テーマに
中丸小PTAは「交通安全」と「感謝」を18年度の活動テーマの一つに掲げた。保護者や教職員、地域との連携・協力を大切にし、日ごろの感謝のしるしとして協力者を学校に招いて児童らが「おもてなし」をした。神奈川区初の交通安全確保策の事例は、本紙タウンニュースでも掲載。保護者や地域住民に対してPTA活動の周知を図るとともに、区内の他校に情報提供するなど児童の安全に寄与した。
村井会長は「子どもが卒業するので来春、4年間務めてきた会長を辞することになりますが、子どもたちの安心安全のために、PTA会員である保護者や教職員と力を合わせて頑張ります」と感想を述べた。
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