神奈川区版 掲載号:2019年12月5日号 エリアトップへ

「稼げる」情報に落とし穴 5年で相談件数約10倍

社会

掲載号:2019年12月5日号

  • LINE
  • hatena

 「稼げるノウハウ」を掲げた情報商材に関するトラブルが近年、急増していることが分かった。横浜市消費生活総合センターが11月26日に発表した最新の動向によると、過去5年で相談件数は約10倍に。特に20歳代の被害の増加が顕著だった。

 「SNSで稼ぐノウハウ」「FXなどの投資ツール」「仮想通貨で稼ぐ方法」…ノウハウなどの情報そのものを商品とした情報商材。「すぐ元が取れる」と言われ、高額な金額を支払い情報を購入したものの、実際には思うように稼げずトラブルになるケースが後を絶たない。

 市消費生活総合センターに寄せられたこうした相談件数は、2014年は25件だったが、16年に107件と急増。18年には238件でさらに倍となり、過去5年で約10倍に。契約者の年代・性別に見ると、20歳代男性が最も多く、次いで50歳代の女性となっている。

 全世代にわたり、インターネットを通じて契約するケースが圧倒的に多いが、20歳代では友人から勧誘される「電話勧誘販売」「訪問販売」「マルチ」なども同様に多い傾向が。「人を紹介すれば報酬がもらえる」などと言われ、被害のすそ野が拡大しているという。同センターは「友人を介しているため周囲に相談しにくく、潜在的なトラブルも相当数あるのでは」と危惧する。

成年後の被害顕著

 特に被害増加が顕著なのが、成年となった直後の20歳と21歳だ。同センターは「契約の取り消しが無条件にできなくなる成年直後が狙われているのでは」と推察する。さらに、他の年代に比べ、20歳代が高額な金額を契約させられている実態も浮き彫りに。「学費といえば収入がなくても借りられる」と学生ローンを組まされ、高額契約するケースが散見される。

 同センターは「楽してだれでも簡単に稼げる手段はないことを忘れないで」と警鐘を鳴らす。こうしたトラブルの状況や事例、解決のための基本フローをホームページに掲載するなどし、注意を呼びかけている。

神奈川区版のトップニュース最新6

チョコ募金で小児・難民支援

WEショップ

チョコ募金で小児・難民支援 社会

区内2店舗、2月14日まで

1月23日号

「がん情報ギフト」を寄贈

神奈川RC

「がん情報ギフト」を寄贈 社会

60周年記念で5図書施設に

1月23日号

防災スピーカー 設置進む

防災スピーカー 設置進む 社会

市、3年かけ全域に整備

1月16日号

名もなき坂に愛称を

六角橋北町

名もなき坂に愛称を 社会

住民投票で決定へ

1月16日号

「地域間連携、さらに深めたい」

「地域間連携、さらに深めたい」 政治

高田区長、今年の展望を語る

1月9日号

オリ・パラ 準備は万端

オリ・パラ 準備は万端 社会

黒岩知事インタビュー

1月9日号

「にぎわいと活力生む年に」

林市長インタビュー

「にぎわいと活力生む年に」 政治

IR誘致へ「理解求める」

1月1日号

相模鉄道100年展

横浜駅東口「原鉄道模型博物館」で12/23まで開催。12000系模型が走行中

http://www.hara-mrm.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 1月9日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月19日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月23日号

お問い合わせ

外部リンク