「横浜のブランドになるようなパンを作ろう」と横浜市綜合パン・米飯協同組合の有志の加盟店舗が「横濱開港カレーパン」を考案した。12月上旬から横浜市内11店舗で販売を開始した。
具となるカレーには横濱開港資料館に残る開港当時のレシピに発想を得て、玉ねぎでなく長ネギを使用。メンバーの一人、長嶌大輔さんは「長ネギの存在感を出しつつ、それに負けないようスパイスを調合したり、試行錯誤した」と話す。ピリッと辛いがくどくない欧風カレーをパンに包み、ふっくらと油で揚げた。中には福神漬けも入っている。
1月12日(日)に横浜赤レンガ倉庫で開かれる「横浜消防出初式2020」にも出店する予定だ。「個店でやろうとしても、包装やイベント展開など、ここまではできない」と長嶌さん。「今後は各店の特色を出すのも面白い」と話した。
取扱はシャルロット(南区)、ローゼンボア(神奈川区)、シャトレ木村屋(保土ヶ谷)、エスプラン(鶴見区)、ロワール(港北区)、日本堂(神奈川区)、ベーカリー金沢(金沢区内2店舗)、ブレーメン(金沢区内2店舗)、パン工房椎の実(鶴見区)。
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