区内で街の先生として活動する「助っ人」紹介コーナー。第4回目は腹話術の前田修さんです。
―始めたきっかけは?
「いっこく堂さんの腹話術を子どもと見に行って、楽しそう!と思ったのがきっかけでした。知り合いに誘われ約15年前から始め、腹話術の会きずなに所属。人形に対して人として接することや一人二役演じること、口を開かずに『ま・ぱ・ば行』を発音することなど難しかったですが、家の中で鏡を見ながらこっそりと練習に励みました」
―お隣りにいるのは?
「はなちゃん(4歳)です。日本の腹話術界の草分け的存在である島三紀夫さんの人形で、ぼろぼろだったものをきれいにしました。腹話術の面白さはお客さんと対話できるところ。人形を見ると皆さん笑顔になって、垣根を越えられるところが素敵です」
―前田さんの本業は?
「仕事は都内のクラシック音楽事務所で制作を担当しています。腹話術って音響も大切なんですよ。私は19歳から楽団でホルンを演奏していたのですが、その時の舞台経験が腹話術にも生かされているような気がします。今は現役なので土日限定での活動ですが、今後はもっと多くの方に笑顔を届けたいです」
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