神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)と県遊技場協同組合(同理事長)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、児童養護施設や特別支援学校の児童・生徒を招待する8月の恒例行事「ボリショイサーカス横浜福祉招待公演」を中止にすると決めた。
協会設立当初から34年間にわたり継続してきた主軸事業のひとつで、中止となるのは今回が初めて。公共の場に出掛ける機会の少ない子どもたちにサーカスを楽しんでもらおうと、貸切での公演を行ってきた。これまでに延べ7万人ほどを招待している。
同協会は「招待客の安全と感染防止を最優先に考えた。遊技業界全体が非常に厳しい経営を強いられていますが、こうした時だからこそ、これまで灯し続けてきた『社会貢献の灯』は決して消すことのないよう努力していきます」と話している。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>