神奈川区はこのほど、今年度の区政運営に向けた目標などを定めた「運営方針」を公表した。「笑顔でつながる『神奈川区』」をスローガンに、防災や防犯、いきいきと暮らせるまちづくり、地域の魅力アップ、協働などを柱にした事業を展開する。
防災・防犯面では、窓ガラスの飛散防止や乳幼児子育て世代向けの家具転倒防止に対する普及啓発に力を入れる。地域防災拠点の機能強化も図り、運営委員向けの防災講座や運営マニュアルの改訂支援、備蓄庫の修繕などに取り組む。詐欺被害の撲滅にも力を入れ、高齢者世帯を対象に自動通話録音装置の無償貸出などを実施する。
区民の健康増進に向けては、ウオーキングイベントや歯科出前講座、3歳児健康診査での食育講座などを実施。子育てに悩む保護者の支援や、親子のたまり場づくり「すくすくかめっ子」の20周年を記念したPR動画制作も行う。保育所・幼稚園などを対象にした防災関連講座や、「認知症高齢者みまもり協力店」と「認知症サポーター」の活動支援などを通して、地域ぐるみの自助・共助の取り組みを支援する。
まちの魅力アップに向けては、区内の歴史や文化的な資源を活用したイベントの開催などで地域愛の醸成に努める。区民と事業者、行政が連携して温暖化対策やまちの美化活動も推進する。
地域との協働としては、「かながわ支え愛プラン」(神奈川区地域福祉保健計画)の第3期計画の推進と4期計画の策定を進めるとした。
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