日本感染症学会専門医の河野真二医師が、日常生活での感染症予防策を伝える講座を、菅田町の暮らしの保健室よこはまで6月27日に実施した。
講座の中で河野医師は「コロナにかからないためには、接触・飛沫・3密を避けて目鼻口からウイルスを通さない」ことの重要性を力説。多くの人が出入りする場所では必ずマスクを鼻にフィットさせて着用し、特にトイレではドアノブを触ったらアルコールで消毒、電車は満員でない車両の換気のよいドア付近に立つことを推奨した。夏場にエアコンを使う場合にも、窓の一部を常に開けて換気することが大切と話した。
参加者から「コロナ対策に神経を使い疲れた。いつまで続くのか」と質問を受けると、「ワクチンができ重症化する人が出なくなって初めて収束に近づいたといえる。2、3年は試行錯誤が続くがずっとこの状態ではない」とコメントした。
河野医師は「感染お悩み相談所」を今年5月に立ち上げ、市内の店舗や企業が感染防止に配慮して営業できるよう個別無料相談を行う取り組みを実施している。
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