横浜銀行=西区=は、「持続可能な開発目標(SDGs)」の基礎が学べる冊子「はじめてのSDGs 知っておこう!未来を変える3つのキーワード」(A5判・16ページ)を発行した。
学習指導要領に追加
今年から小学校の学習指導要領に「持続可能な開発のための教育(ESD)」が追加されたことを受け、日頃からSDGsの推進に取り組むほか、金融教育などで学校とも関わりが深い同行ならではの取り組みとして企画した。
具体的な事例を紹介しながら、「誰も置き去りにしない」「私たちの世界を変革する」「経済・社会・環境の調和」の3つのキーワードを通してSDGsを分かりやすく解説。ワークショップのシートも用意し、「自分の暮らしと世界の課題のつながり」を考えることで、未来のために何ができるのかを話し合いながら理解を深めることができるように工夫した。
同行では、本店の社員食堂で環境に配慮した持続可能な水産物「サステナブル・シーフード」の提供を通して海の豊かさを守る取り組みを実践するほか、キャッシュレス決済の普及活動などでもSDGsの達成を推進している。
以前から金融教育にも力を入れ、銀行員が県内の小中学校や高校へ出向き、お小遣い帳の付け方やキャッシュレスの仕組みなどを教える「はまぎんおかねの教室」の開催や、教員とのカリキュラム開発、銀行見学の受け入れなども実施している。金融教育に携わるブランド・CSR推進グループの谷口悠子さんは「この冊子を通してSDGsに興味を持ち、行動に移すきっかけとして活用してもらえたら」と話している。
冊子は同行の本支店などで手に入るほか、QRコードを読み取ってスマートフォンなどから見ることもできる。
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