本紙7月23日号でご紹介した、横浜スイーツ&カフェ専門学校の学内店舗「POUSSIN(プーサン)」。フランス語でヒヨコの意味するこの場所は、社会に出る前の学生たちが実践的に商品開発や店舗運営などを学ぶ学生運営のカフェです。14日の開店初日から完売するという人気の秘密に迫ります。
記者が訪れたのは16日のフードメニュー販売日。開店時間の11時30分より少し前に着いたものの、店舗前には並んだり店内をのぞき込む人々の姿が見受けられます。
毎年イートインでの開催でしたが、今回はテークアウトに切り替えて実施しています。食品を扱う場所ということもあり、感染症には徹底した注意を払っていて、学生たちはマスクやフェイスシールド、手袋をしっかりと着用。入店前には来店客自身も検温と手・靴の消毒を行います。並ぶ場所にも目印が貼られ、来店客同士が距離を広めに取りながら待てるような工夫もされています。
メニューも学生たちが一から開発したもの。「3密」の響きからイメージしたという蜂蜜を、すべての商品に使用し、テーマを「常夏のハニーフェスティバル」としたそう。常夏らしく、店舗に足を踏み入れると、「アロハ(こんにちは)」や「マハロ(ありがとう)」とハワイ語の挨拶が飛び交います。
「トコナツのハニーロコモコ」「アロハサラダの自家製生パスタ」「パンケーキフルーツサンド」など数々のメニューに心惹かれながら、記者が選んだのは「辛くない 夏野菜ゴロゴロキーマカレー」。注文から会計に進み、数分経たないわずかの間にメニューが手元に届くという、提供時間の早さに驚きました。しかも価格は税込350円とワンコイン以下の安さ。
持ち帰って箱を開けてみると、卵がたっぷりかかっていて、黄色の彩りが食欲をそそります。細かく刻まれた野菜がゴロゴロ入っていて、ボリューム満点。隠し味の蜂蜜が効いているのか、辛すぎず甘すぎないのにコクのある味わいで、リピートしたくなるおいしさでした。
次回の開催はスイーツ・パンが28日(隔週火曜日)、フードメニューは30日(隔週木曜日)にオープンです。
■横浜スイーツ&カフェ専門学校
住所)JR東神奈川駅から徒歩3分(西神奈川1の7の5)
電話)045・276・4632
営業時間)11時30分〜14時30分
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