神之木町にある「花ずみ工房」のショーウインドーに、疫病を鎮めるという言い伝えがある江戸時代の妖怪「アマビエ」を描いた作品が展示されている。
作者は工房を営む友禅作家の鈴木和美さん。江戸時代、水戸藩の特産物だった手すきの「西ノ内和紙」に墨で下絵を描き、色を付けてカラフルに仕上げた。アマビエはひし形の目をしているといわれており、「目が光ってひし形に見えたのでは」などと想像を膨らませながらつぶらな目が輝く姿を表現するなど、独自のアレンジを加えたという。
鈴木さんは「昔の人も災難に見舞われながら、アマビエのような力に元気をもらっていたのかもしれません。作品を見た方がほっこりした気持ちになって、クスッと笑ってくれたらうれしい」と話す。
問い合わせは花ずみ工房【電話】045・431・1207/神之木町18の6。
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