中区根岸台の「馬の博物館」で、秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」が開催されている。
同館所蔵の葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵を通して、当時の美しい景観の名所や賑やかな宿場町などと共に江戸から明治期にかけて交通運輸の花形であった馬の姿を紹介。馬用のわらじなど浮世絵に描かれた旅道具や馬装具をあわせて展示するほか、江戸時代から受け継がれた木版画の技術も紹介する。「浮世絵ファンはもちろん、歴史や日本の伝統的な職人技が好きな方にもおすすめの展覧会です」と同館。
浮世絵は全96点で、10月11日までの前期、10月15日から11月15日までの後期に分けて展示替えを行う。10月17日は木版画摺師実演、24日は親子で楽しむ木版画制作を開催予定(事前予約・詳細決定次第ホームページに掲載)。新型コロナ感染状況で変更の場合あり。入館料大人200円、小中高生30円。(問)【電話】045・662・7581
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