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「オールトヨタ」で献血支援 県内各社 9月に480人分

社会

公開:2020年10月1日

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感染症対策を取った献血バス内で献血を行う様子
感染症対策を取った献血バス内で献血を行う様子

 新型コロナウイルス感染症の流行で献血者数が減少する中、神奈川トヨタ自動車=神奈川区=や横浜トヨペット=中区=など7社からなる「神奈川県オールトヨタ販売店」が献血に力を入れている。県赤十字血液センター=港北区=の献血バスを受け入れ、従業員が業務の合間を縫って協力。9月の1カ月間で481人が献血を行った。

 各社では以前から社会貢献の一環として献血活動を続けてきたという。今春以降は企業や学校などに献血バスを配車する機会が激減しているが、4月以降も県内事業所の敷地を提供。7月に日本赤十字社神奈川県支部=中区=と神奈川県オールトヨタ販売店の間で結んだ「連携と協力に関する包括協定」を機に、ひっ迫する輸血医療を支援しようと協力体制を一層強化した。

 9月25日には、神奈川トヨタ自動車が入るビルの駐車場に2台の献血バスを配車。同社の呼び掛けで他社の従業員らも訪れるなど、1日で81人の献血につながった。

 トヨタ自動車国内営業部神奈川地区担当の平野義孝さんは「献血は自分の体一つでできる社会貢献。血液の不足で大きな手術を延期せざるを得ないケースがあるともいわれる中、多くの方々に献血に関心を持っていただけたら」と話した。

 同センターによると、献血バスの配車状況は5月が計画の178会場に対して半数となる89会場にとどまり、6月も計画の40%(74会場)、7月は32%(59会場)にまで落ち込んだ。県内では1日あたり約900人の献血協力が必要とされるが、5月以降の平日は必要献血者数に届かない日が続いているという。

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