国内外で活躍する写真家の松木マリさん=港南区=が、スマートフォンを使った「アート写真」の撮影講座を区内で開いている。
身近な被写体の撮影角度などを工夫しながら、自身の思いや訴えたいことを1枚の写真に込める過程を通して、内面の豊かさや新たな心のよりどころにつなげてもらおうと講座を始めた。松木さんによると、記録写真とは異なり撮影者が感じたままの気持ちを伝えるアート写真は海外ではポピュラーな存在という。
松木さんは、アート写真をはじめとしたカメラ技術をカナダで10年ほど学び、写真プロフェショナルの資格を取得。講座では、「日常の中で気軽に写真撮影を楽しんでもらいたい」と、身近なスマートフォンを撮影機材として使用する。
初開催となった10月17日の講座は、クリスマスの飾りなどを被写体にしてカメラ技術をレクチャー。透明なガラス越しの光やキャンドルの火の反射、撮影場所のセッティング法といった説明を受けた受講生は、思い思いに撮影を楽しんだ。松木さんは「写真は、撮影当時の空気感まで蘇ることがあるほど心に残るもの。あなたが撮った一枚が、誰かを幸せにするかもしれません」と魅力を伝えていた。
今後は来年2月から毎月開講予定。会場は「くらしの器と自然食品匣(さや)」=西神奈川1の8の4=で、第3土曜日の午前10時から11時30分。各回テーマは異なり、単発での参加も可能。事前申込制の先着6人。詳細は松木さんのホームページ(【URL】https://www.photographywaltz.com/)から確認できる。
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