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神奈川区版 公開:2020年11月5日 エリアトップへ

市内商店街 「Go To」で活気戻るか 効果の一過性に懸念も

経済

公開:2020年11月5日

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Go To事業で実施中のイベントチラシを持つサンモール洋光台の会長
Go To事業で実施中のイベントチラシを持つサンモール洋光台の会長

 コロナ禍で客足が減る商店街のイベント費用などを国が補助する「Go To商店街」が、横浜市内でも始まった。市でも商店街への一時金支給といった支援策を実施してきたが、コロナ終息の見通しが立たない中、集客の起爆剤として事業に期待を寄せる商店街は多い。

 商店街は身近な買い物の場であるほか、イベントなどを通じた賑わいづくり、また街路灯の維持管理や防犯パトロールなど地域にとって重要な役割を果たしている。緊急事態宣言が出された4月以降、商店街でも例外ではなく三密となるイベントの自粛や客足が減るなど新型コロナウイルス感染症の影響を受ける。

 そこで市では、緊急事態宣言の解除後から商店街の加盟店舗数に応じ一時金(10万円×店舗数)を支給する商店街等活動支援事業を実施し、感染対策を講じながらの経済活動支援を行った。また独自に金券バックキャンペーンなど対策を行う商店街なども出てきた。一方で横浜市商店街総連合会の石川清貴会長は「普段から活動が活発な商店街は対策に動くがどこも同じように実施するのは難しい」と話す。

 そのような状況になって開始された国の「GoTo商店街事業」には規模に関わらず多くの商店街が関心を寄せる。同事業では、1者につき上限300万円の事業費を申請でき、事業者が増えれば最大1400万円まで可。商店街の規模に関わらず申請ができる。採択を受けた磯子区の商店街「サンモール洋光台」では接触機会が少なく商店街を巡る企画など年末までに3回イベントを行うことで商店街の客足増加に期待する。

持続的な事業へ

 その他にも市内の商店街では、年末の福引企画やガイドブックの製作と街を巡る企画を組み合わせた事業など、それぞれの商店街に合わせた活用方法で申請準備が進められている。石川会長は「一時的な集客を図るだけでは、今後、補助金が出ないと事業ができなくなってしまう」と話し、「補助金をきっかけに持続的な事業に繋げることが大切だ」と活用の在り方に言及する。
 

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