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鎌倉文学館こども文学賞 大賞に精華小の大澤さん 夏の思い出、独創的な詩に

文化

掲載号:2020年11月19日号

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賞状を手にする大澤さん
賞状を手にする大澤さん

 全国の小中学生から詩を募り優秀作品を決める鎌倉文学館=鎌倉市=の「こども文学賞」受賞者がこのほど決まり、精華小学校2年の大澤啓悟さん=栄町在住=が小学生の部大賞に選ばれた。「コンテストで賞をもらったのは初めてなので、すごくうれしい」と、小さな詩人は喜びをかみしめている。

 大澤さんの作品「ぼくは海」は、今年の夏に三浦の海でシュノーケリングに挑戦し、カワハギやベラと一緒に泳いだ楽しい思い出に着想を得たもの。自分自身が海となり、体を揺らして波を作り出すことで生き物たちが気持ち良く泳いでいるという独創的な表現を、リズミカルな語感に乗せて編んだ。

 国語の授業でも詩を書いたことがあるという大澤さんは、夏休みの自由課題としてこども文学賞に応募。5日間かけて完成させた。「詩は、文章のように書くのではないところが難しいです」と話すが、魚や昆虫など、大好きな生き物に対する大澤さんの関心や優しさが目に浮かぶような作品に仕上がった。

 審査委員を務めた作家で詩人の三木卓さんは、「自分の中にいろいろな魚や海藻が生きていて、一緒に泳いでくれているという感覚はすばらしい発見。生物は海の中から陸へ上がって進化を続け、今の人間はその進化の頂点にいる。海はだから懐かしいふるさとなのです」と講評した。

 大澤さんは「もっとうまく書けたんじゃないかなと思うところもあります」と謙遜しながらも、「(両親は)時間をかけて書いて良かったねと言ってくれて、友達からもお祝いしてもらってうれしかった」とはにかむ。受賞を機に次回作への意欲も高まり、「生き物や人間の進化をテーマにした詩を書いてみたい」と笑顔を見せた。

 今年で9回目となるこども文学賞には、全国から1272作品が寄せられ、小学生の部には252作品の応募があった。同校からは、入賞の10作品に井深太郎さん(2年)の「まっていた」、目黒恵都さん(2年)の「ぼくのまいごの川サンダル」、吉田礼さん(3年)の「タガメ、ラッキー」が選ばれた。

 受賞作品は、同館のホームページに掲載されている。

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