東京五輪・パラリンピックの開催を来年に控え、神奈川消防署とJRによる「テロ災害対応訓練」が11月9日、JR東神奈川駅の敷地内で行われた。両者による連携訓練は初の試みという。
消防隊員や駅職員らが参加し、電車内でまかれたアンモニアにより複数の負傷者が発生したという想定で実践形式の訓練を実施。車内の不審物を発見した乗客が緊急停止ボタンを押し、車掌が状況確認を行い119番通報。駆け付けた消防隊が除染作業と要救助者の救出にあたるまでの一連の訓練を、実際の車両を使いながら実施した。
星野雅明消防署長は「万一に備えた駅との連携訓練は重要」と話し、丸智也駅長は「東神奈川駅をはじめ、新子安・大口・菊名駅から約40人の駅員たちが参加した。万一の時に消防の方とどのようなやり取りが必要になるのかを知るいい機会になった」と訓練を振り返った。
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