新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本全国の寺社で年末年始の参拝方法が模索される中、本覺寺=高島台=では毎年12月31日に行っている「除夜の鐘撞き」で有料の整理券を配布し、108声で打ち切ることを決めた。
同寺では例年、大晦日に多くの参拝客が訪れ、老若男女が鐘撞きを楽しんでいる。108声以降も撞くことができ、400声ほどの音を響かせている。
今年は感染症対策として、ビニール手袋をしたうえで108声に限定し実施。整理券は午後10時30分から配布し、11時45分から鐘を打ち出す。1声1000円で、代金はすべてコロナ関連の事業に寄付されるという。
また、例年境内をにぎわせている屋台販売はなく、お焚き上げも中止で1月15日に供養を行う。
守長尚文住職は「コロナ禍を皆で協力し助け合い、冷静に乗り越えていきましょう」と話す。
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