大学生とNPO団体をつなぎ、地域の活性化を目指すNPO法人アクションポート横浜(高城芳之代表理事)はこのほど、『若者をつなぎ まちを盛り上げるツボ』と題した冊子を発行した。
活動のヒントに
地域への若者の呼び込み方や連携の仕方など地域団体などから日々、同法人に相談が寄せられるなかで、高城さんは「各地域で取り組まれている事例やノウハウを発信し、活動のヒントになるような冊子が必要ではないか」と1年前から準備を進めてきた。
冊子の内容は、若者へのアプローチの仕方からプログラムの立案、運営、継続支援など5つのステップでポイントを整理。また市内で福祉活動を行うNPOや地域団体など計5カ所にヒアリングを行い、それぞれの団体が若者と実践してきた活動事例も入れ込んだ。
高城さんをはじめ、大学生と地域をつなぐ横浜市六角橋地域ケアプアザの原島隆行さん、町田市で地域の居場所づくりを行う法政大学4年生の橋本空さんの3人で編集を行った。この3人は、日頃から若者と地域をつなぐコーディネーターの役割を担い、冊子には、そのノウハウを記載する。
Webでも公開
冊子は、障害者の自立支援を目指すヤマト福祉財団の助成金を活用し、A4判カラーの全11ページで作成。約500部発行され、市内のボランティアセンターや地区センターなどで閲覧ができるほか、ウェブサイトにも公開している。
大学生の視点を持ち合わせ編集に参加した橋本さんは「この冊子が若者とコラボした地域活動を行うきっかけとなり、まちの活性化に繋がれば」と期待する。
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