心筋梗塞などの心血管疾患の再発・重症化予防に向けた「心臓リハビリテーション」を推進する横浜市は、フィットネスジムなどを運営するカーブスジャパン、セントラルスポーツの2社や市内全区のスポーツセンターなどと協定を結んだ。
心臓リハビリは、心血管疾患を発症した患者に対して医師や理学療法士、看護師、薬剤師らが協力して運動療法、生活指導、カウンセリングなどを行うもの。心不全患者の再入院や総死亡率を減少させる効果があるとされる。
市は市内7エリアに強化指定病院を置き、患者に対して体力や病状に合わせた効果的な運動方法などを記した運動処方箋を発行。患者は連携する地域のスポーツ施設などで処方箋を基に適切な運動を行うことで、自主的に再発防止や病状改善に取り組む。
包括的な心臓リハビリテーションの実施に向け、市では強化指定病院を中心に地域の病院や診療所、ケアプラザ、訪問看護ステーションなどと連携している。今回の協定により100カ所近いスポーツ施設が連携の輪に加わったことで、患者の居住地にある身近な場所で心臓リハビリを行えるようになる。
問い合わせは医療局疾病対策部がん・疾病対策課【電話】045・671・2721。
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