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4月26日
県内福祉の最前線を社会に発信する「かながわ高齢者福祉研究大会」で、六角橋における地域カフェの立ち上げと地元との連携をテーマにした研究発表が優秀賞に選ばれた。
地域カフェは、地域の高齢者などが自治会館や集会所でコーヒーを片手に交流を楽しむ場。同地域では六角橋地域ケアプラザが発案し、今では地域内の10カ所で運営されている。
同ケアプラザは5年ほど前から、ドトールコーヒーショップエネジェット六角橋店の柴田智生さんを講師に迎えて地域カフェづくりを目指したコーヒー講座を開催。コーヒーの基本知識や入れ方、地域カフェの運営ノウハウや活用できる助成金などについて学べ、これまでに50人ほどが受講したという。
地域カフェの開設や運営は講座の受講生などが中心となって進め、各カフェの情報をまとめた「地域カフェMAP」を区内の印刷業者と協力して制作するなど、利用者への周知にも力を入れる。
多世代交流の場に
地域カフェは参加者同士が茶飲み話を楽しむだけでなく、運営側が利用者の様子や来場頻度などを把握することで見守り活動にもつながっているという。高齢者だけの居場所にとどまらず、10歳を迎えた小学4年生の「ハーフ成人式」を開催したり、社会教育課程の大学生がスタッフとして参加したりと多世代交流の拠点としても活用の幅が広がる。
同講座1期生の友井恵子さんは「コロナ禍ではなかなか活動ができずにいるが、人のつながりを生み出す場として再開したい。みんなの笑顔が見られる地域カフェの活動は、楽しくてやめられない」と目尻を下げた。
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