メルビック電工=新子安=の社員らが環境活動に取り組むMGP(メルビックグリーンプログラム)委員会による地域美化活動が、よこはま緑の推進団体連絡協議会と横浜市緑の協会による「よこはま緑の推進団体優秀活動表彰」で優秀活動賞に選ばれた。2015年に表彰制度が始まって以降、神奈川区からは初の受賞となった。
よこはま緑の推進団体には、市内で緑化活動に取り組む約800の市民団体が登録している。同表彰では、多くの市民の目を楽しませる・地域と連携するなどの緑化活動に継続的かつ積極的に取り組んでいる団体を選定。15年から現在までの表彰で最優秀活動賞7団体、優秀活動賞8団体が受賞している。
エコキャップ回収や節電など環境活動の推進に取り組むMGP委員会では、15年前から社屋や近隣にある保育園周辺の緑化に向けて国道1号線沿いにパンジーやコスモスなどの草花を植える活動を続けている。近隣企業とも連携し、月1回のペースで沿道のごみ拾いや雑草の刈り取りなどを行う「クリーン大作戦」も継続しているという。緑の協会の担当者は「1つの企業のCSR活動に終始せず、法人同士が連携する新しい視点での美化活動は珍しい」と話す。
18日には緑の協会本部=中区=で表彰式が行われ、賞状を受け取ったMGP委員会の田中宗武代表は「ここまで継続してこられたのは周囲の協力があってこそ。皆さんと喜びを分かち合いたい。今後は区全域に活動を広げていけたら」と感想を述べた。
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