市政報告 市民の声を聞く市政へ大きな一歩 日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
昨年は、みなさんにとってどんな年でしたか。新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう中、大変な苦労を強いられている国民を無視するかのようにオリンピック・パラリンピックを強行し、更なる感染拡大をまねき、その後、公共の電波は、ある政党のトップが誰になるのかだけを流し続けました。
10月の衆院選後、「野党共闘は失敗」と大々的に報道されましたが、野党共闘が大いに力を発揮し、前回より議席を伸ばしたのが事実だということを、直視しておきたいと思います。
横浜市政を振り返る
1月にカジノ誘致の是非を問う住民投票条例案を審議する臨時議会が開かれ、林文子前市長と自・公が「二元代表制が正常に働いている」「住民投票を行う意義を見出せない」「住民投票を実施するためには、費用がかかる」などとして否決しました。
議会が開かれる度に議会傍聴をされる方々が増え、議会論戦が白熱したことが今でも記憶に残っています。
8月の市長選挙では、多くの候補者が「カジノ反対」を掲げて戦われたことで、多くの市民がカジノ誘致を争点としていたことが理解でき、投票率を押し上げるきっかけになったと考えます。
市民の声を聞く
市長選挙で「カジノ誘致反対」「3つのゼロ」「市民の声を聞く」ことを掲げた、山中竹春市大元教授が当選しました。
山中市長は、市長就任直後に、IR推進室を解散しました。第4回定例会では、IR事業者の選定委員会と新たな劇場の整備検討委員会の廃止が市長から提案され、可決されました。
予算審議が山場です
今年の第1回定例会では、山中市長が初めて提案する2022年度の予算案審議がされます。党市議団が蓄積してきた経験やノウハウを提案しながら、みんなで食べられる中学校給食の実施など、市民の願いに応えることができる予算となるように、しっかりと審査していきたいと考えています。
ぜひ、議会傍聴へ!
市長が代わり、横浜市政が大きく変るチャンスです。以前のまま、大型開発や大企業優先の市政を続けたいと考えている方々にとっては、市長の提出する予算を簡単に通すとは、考えにくい。市民が市長を支えていることを示すためにも直接傍聴は、大事なアクションです。
横浜市会は、本会議だけでなく予算特別委員会や常任委員会も傍聴できます。ぜひ、自分で納めた税金がどのように使われるかが決まる審議を直接、ご自身の目で見て、耳で聞いてみませんか。
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