神奈川工業高校水球部の1年生部員8人が所属する全日本ユース(15歳以下)神奈川県選抜が、昨年12月の全国大会で12大会ぶり2度目の全国制覇を果たした。同校水球部は創部2年目にして昨年8月のインターハイに初出場。今後のチームを引っ張るフレッシュな若手が、選抜の舞台でも躍動した。
県選抜は中学1年生から高校1年生の15人で構成され、神奈川工業高校からは8人の1年生部員全員が名を連ねる。昨年11月の関東大会で上位2チームに与えられる全国の切符を手にした。
全国大会には9ブロックから12チームが出場。神奈川県は初戦の山口県、続く福岡県戦を勝ち上がり、滋賀県との準決勝では一進一退のシーソーゲームを10対7で制して決勝に駒を進めた。
日本一をかけた京都府との一戦では、持ち前の堅守速攻を生かして前半で5点差をつけるなど優勢に試合を進めた。後半は激しい点の取り合いとなったが、序盤で積み上げたリードを守り切って16対9と快勝。12大会ぶりとなる全国の舞台で栄冠に輝いた。
「IH優勝」目標に
同校水球部は、川崎市の強豪クラブで指導していた竹田純監督を招き、2020年7月に産声を上げたばかりの若いチームだ。当初は未経験の選手も多く、立ち泳ぎやボールの投げ方など基礎トレーニングを続けた。
昨春には、かつて竹田監督の下でJOCジュニアオリンピックカップにも出場したクラブ生5人が入部。選手層に厚みが増した6月の県大会で優勝すると、続く関東大会もベスト4に入りインターハイ出場を決めた。
初の全国は初戦敗退に終わったが、竹田監督は「来季に向けて見えてきた課題をクリアしながら、県内初の快挙を成し遂げたい」と、インターハイの舞台でも頂点に立つことを目標に選手たちの奮起を期待している。
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