■おすすめ本は・・・
『読書バリアフリー』
著者：読書工房／編
出版社：国土社
出版年：2023年
■こんなお話です
皆さんは、「バリアフリー図書」はどのような図書か知っていますか？
様々な立場の人が自分にあった手段を使って、読書を楽しんだり、情報を得たりするために工夫をされた本の事を指します。本書には９人の「読書スタイル」が紹介されています。文字を読むのが苦手な方はオーディオブックを活用したり、外国にルーツのある方は日本語の本を読むのにマンガや漢字にふりがながある本を活用するなど、様々な立場の人にあった読書スタイルや、彼らがどのようなサポートを望んでいるのかわかります。デジタル図書、LLブック（わかりやすい本）、点字つきさわる絵本など、バリアフリー図書についての情報や自分にあった読書のカタチについて考えるヒントを与えてくれる本です。
■おすすめの理由は・・・
児童書として出版された本ですが、大人にもおすすめの本です。「読書バリアフリー」についての理解が深まります。神奈川図書館の「りんごの棚」（児童書フロアー）にはバリアフリー図書があります。本書とともにぜひご覧ください。
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