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神奈川区版 公開:2024年8月8日 エリアトップへ

第二子の親も対象にした赤ちゃん学級を主催する「しゅーくるーむ」代表の 大木 智子さん 羽沢南在住 48歳

公開:2024年8月8日

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大木 智子さん

皆で育て、皆で育つ

 ○…神奈川区では第一子の0歳児がいる親のみが対象の「赤ちゃん学級」。「第二子以降の親も参加したい」という地域の声を受け、きょうだい連れでも参加可能な「ベビハグタイム」を立ち上げた。初回は14組が参加し、新米パパが二人の子のいるママにアドバイスを求める姿も。「年上の子の様子が見えることで『来年はこうなるんだな』とか思ってくれれば」と取り組みを語る。

 ○…横浜市の補助事業「親と子のつどいの広場」を菅田町で運営する「つどいの広場しゅーくるーむ」の代表を引き継ぎ5年目。自身は子連れスタッフとして7年前から参加。地域の子育ての場に出られず「引きこもり育児」をしていた中で、友人に誘われ地域で開設した「すくすくかめっ子」を通じて見守りのありがたみを感じた。その恩返しの思いでしゅーくるーむに携わる。団体の理念は「みんなで育ててみんなで育つ」。「一人で子育てに向き合って心が苦しくなるときに、みんなで見守り地域で支える輪の存在の重要性を感じた。その想いをつなげたい」

 ○…療育が必要な子を含む4男2女の母。社会的に自立するための療育が必要な障害児を育てる保護者らの会「療育おやこネットワーク gift」にも所属する。「しゅーくるーむもgiftも根っこは一緒。大らかさをもって受け止める人が増えて、どんな人も生きやすくなる社会になれば」と心境を語る。

 ○…最近髪を緑色に染めた。「イベント出店をきっかけに来た方から『緑の髪の人に教えてもらいました』と覚えやすくなっているようです」と笑う。「髪の色を変えるの好きなんです。大人がやりたいことを楽しんでやっている姿を、子どもに見せるのも大事かなって」

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