六角橋中学校(阿部雅子校長・生徒数845人)で8月29日、同校の卒業生でリオ五輪柔道100kg級銅メダリスト・羽賀龍之介さん(25)による講演会があった。
この講演は、同校の教育目標である「自己実現」について卒業生である羽賀さんに語ってもらおうと、生徒たちには極秘で企画された。
この日は2学期の始業式。司会者の合図とともに羽賀さんがサプライズで登場すると、生徒たちは大喜び。拍手と大歓声で五輪メダリストを迎え入れた。
夢を持て
羽賀さんは「夢の実現に向けて」をテーマに講演。部活動に全力を傾けた中学校時代のエピソードなどを交えながら、「中途半端な気持ちで目標を立てても無駄だ。自分で選択し、行動することで自信になる」と語り、信頼できる仲間や夢を持つことの大切さを後輩に伝えた。阿部校長は「生徒たちには羽賀さんから『六中魂』を受け継いで、今後にいかしてもらいたい」と話していた。
羽賀さんは宮崎県出身。中3の時に全国中学校柔道大会90kg級で3位。東海大相模高1年時に「金鷲旗」で史上初の20人抜きを達成。東海大を経て旭化成へ。2015世界選手権で優勝し、リオ五輪で銅メダルを獲得した。
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