神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2017年7月6日 エリアトップへ

学生団体の長として、地域との交流イベントを開催する 内田 佳奈さん 神奈川大学3年 20歳

公開:2017年7月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

学生目線で地域と交流

 ○…学生のボランティア活動を支援する団体「ボランティア活動支援室」の室長を務める。普段はボランティアの受け入れ先と学生の仲介役として活動するが、昨年度から自主的な事業も展開。今年は新たに区内の地産物を利用した地域交流イベント「神大マルシェ」に挑戦する。「学生も地域の方も気軽にあいさつできる関係にしていきたい。仲良しの方が楽しいじゃないですか」と笑顔で話す。

 〇…東京都に生まれ、今は旭区の実家で暮らす。「小さい頃から運動が好きだった」と6歳でテニスを始め、中学・高校はソフトテニスに没頭。私立中学の大会でも活躍した。「すべての生活が部活に向いていた」と振り返る。中学生の時に東日本大震災を経験。「とても衝撃的な出来事で、自分も何かの助けになりたい」と考えたが、日々部活に追われる生活から脱せず「何もできなかった」という後悔の念が残った。

 〇…地元にある大学に行きたいと神奈川大学に入学。真っ先に実践したのは被災地へのボランティア活動だ。3泊4日で陸前高田や気仙沼を訪れ、草刈りや子どもたちとふれあう活動を行った。「ボランティアを通してたくさんの出会いがあった。この貴重な経験を他の人にもしてほしい」とボランティア活動支援室に身を置き、3年になると、自らがまとめ役となった。「先輩方は自ら主催者となり、企画した地域イベントを成功させた。次は私の番です」。

 〇…地域と学生が繋がる「まち×学生プロジェクト」に参加して「神奈川区に通学しているのに、区のことを何も知らない学生がたくさんいる」と、痛感した。「学生にはもっと生活しているところを知ってほしい」との思いがあり、この企画に辿り着いた。将来は「人と接して喜んでもらえる仕事がしたい」と先を見据える。「持ち前のコミュニケーション力を活かして就活に臨んでいきたい」と意気込みを話した。

神奈川区版の人物風土記最新6

久保田 剛さん

この春から神奈川警察署の署長を務める

久保田 剛さん

神奈川在勤 58歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

福田 茂さん

4月1日付で神奈川消防団の団長に就任した

福田 茂さん

幸ケ谷在住 65歳

4月4日

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

近藤 真さん

火災への適切な初期対応で、神奈川消防署から感謝状表彰を受けた

近藤 真さん

西寺尾在住 72歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook