神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2017年11月9日 エリアトップへ

大口で「まちゼミ」 3月開催へ向け準備中

社会

公開:2017年11月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
松井さんの講義を聴く参加者
松井さんの講義を聴く参加者

 商店主らが講師となり、プロならではの知識や技術を提供する「まちゼミ」。全国約300の地域で取り組まれているこの企画が、大口商店街エリアに初上陸する。商店主らは3月の開催に向け、準備を進めている。

 商店街の店主が自分たちの専門知識を教えるまちゼミは、2002年、愛知県岡崎市で始まった。コミュニケーションを重視した少人数制の無料講座を行うことで、商店街活性化はもちろん、受講する顧客や地域にも還元される事業として全国に広まった。

 大口商店街エリアでは、3月の開催を予定。準備するのは、大口通商店街・あけぼの通商店会・大口1番街の3商店街と、大口駅周辺の経営者や後継者が中心となって地域活性化のために活動する任意団体「大口夢」の店主らだ。

 発起人は横浜信用金庫大口支店の濱崎勇支店長=人物風土記で紹介=。鶴見区(生麦エリア)のまちゼミに参加した同期からの紹介で、大口通商店街の渡辺誠理事長とともに、まちゼミの生みの親である松井洋一郎さんの講演に参加したことがきっかけ。そこで商店街活性化の取り組みに感銘を受け、大口まちゼミ実行委員会の立ち上げに奔走。セミナー開催時の場所の提供など、自らも副委員長として会を支えている。

本番めざし研修

 開催にあたっては、(株)全国商店街支援センターが協力。参加店は10月17日から1月21日まで、4回にわたって同センターによるまちゼミ研修事業を受け、本番に臨む。

 2回目となった11月3日の研修では、松井さんを講師に、美容室や歯科医院、時計店、酒店、花店などの約30店舗の商店主らが、リピート客の作り方などを学んだ。松井さんは「三方よしの絶妙なバランスが大切」と説き、「数を集める『集客』と利益に貢献する『収客』の見込める講座を、3年続けることがコツだ」と話した。

 大口夢の代表で大口通商店街の役員でもある吉川光洋委員長は「まちゼミによって新しいお客様との出会いだけでなく、店主同士の親交を深めることにもつながるのではないか」と期待を寄せている。

神奈川区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook