錦台中学校ブロックの子どもたちや地域の有志約100人が1月20日、神之木地区センターの周辺に設置されている花壇の整備を行った。馴染み深い施設を彩ろうとパンジーなど4種類の花を植えた。
神之木地区センターは、地域ケアプラザやナザレ工房などが入る複合施設。周辺地域の人は、交流の場として利用している。子どもたちも、図書館や囲碁・将棋教室などに通うことから、馴染みの深い施設だ。
PTA会長ら提案
同センターの入り口前と駐輪場の周辺には花壇が設置されている。季節ごとに花を植えてはいるが、管理する担当職員がいないこともあり、十分には手が行き届いていなかった。
こうした状況に西寺尾小の白石洋子PTA会長が「地域の施設であり、子どもたちも使う施設の花壇が雑草まみれになってしまっているのは寂しい」と整備を提案。錦台中、西寺尾小、西寺尾第二小の3校のPTA会長らが主体となり、地区センターや学校から事業実施の承認を受け、昨年4月頃から準備を進めてきた。
地域も一役
花壇整備の準備が進むなか、神之木西寺尾自治連合会の佐藤潮会長が神之木公園などを整備している横浜市指定管理団体「緑とコミュニティグループ」を紹介。同団体からの助言もあり、具体的な整備方針が決定。12月には、花壇整備を実施するボランティアを募り、3校の児童・生徒らのほか、同ブロック内の自治会長らを中心とした地域の人約100人を集めた。
当日は、花壇の土を入れ替え、パンジーやデイジーなど4種類の花を子どもたちが植えた。花壇を守るために、想いを綴った立て札も設置した。錦台中学校の細谷澄香会長は「学校・子どもたち・地域が協力して整備をできたのは一つの成果」と話し、神之木地域ケアプラザの富本昭彦所長は「地域の人たちの手で施設をきれいに整備してくれてとても嬉しい」と喜んだ。
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